姫乃「スイスの中のイタリア?」

1 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 20:56:40.21 ID:FXEFI76M.net
建ったら

6 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 21:07:31.29 ID:b5O0Bxru.net

支援

88 :名無しで叶える物語:2021/06/18(金) 22:39:53.88 ID:Ii/FhIv3.net

さて、食事を終えてまたルガノ市街地をぶらぶら。
お昼代はエマさんが払ってくれました。

少しギョッとしちゃうお値段だったのですが、エマさんは割と普通の顔をしていました。

曰く、これが普通だと。
物価が高い分、お賃金とかも高いらしいです。だからうまくやってけるのだと。

余談ですが、スイスはEUに加入していない為通貨の単位が異なります。スイス・フランが使われています。

エマ「ねえ、あっちに教会ががあるんだって」

姫乃「教会!行ってみたいです」

果林「私も興味あるわ」

エマ「行くの久しぶりだなぁ…いつ以来だろ」

242 :名無しで叶える物語:2021/06/29(火) 01:20:34.73 ID:vPRox887.net

193 :名無しで叶える物語:2021/06/26(土) 23:51:58.95 ID:y5TOYsv8.net

トクトク…トクトク

グラスに血の様に赤いワインが注がれていきます。

私はちょっと大人ぶって、香りを堪能してみたり、一口だけ口に含んで、味を見たりします。

でもやっぱり…

姫乃「ごくっ…」

一口、ゴクリと飲むのが好きですね…
お父さんもお母さんも、あまりお酒が好きな方ではないのですが、この豪快さは誰に似たのやら…

エマ「Lentamente, versare lentamente il vino…(ゆっくりワインを注いで)」ドボドボ

果林「うっ…ととと、あはは、ギリギリまで注いじゃったわ」

エマ「Puoi avere tutto il vino che vuoi.(全部飲むから大丈夫)」ごくごく

エマ・果林「「あははは」」

果林さんとエマさんは、もうすっかり出来上がって、チーズフォンデュ所じゃなくなっていました。

少しゆっくり飲んでいた私は、まだ意識があります。
何をチーズに付けようかな….

うーん、まずは定番のブロッコリーからでしょうか?

73 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 22:27:50.80 ID:AeECpLRW.net

エマ「Sei una truffa rivolta ai turisti. Ora vai a casa.(詐欺でしょ?警察突き出しますよ)」

モブ男「Dannazione, mi hai messo i bastoni tra le ruote!(ちっ、邪魔な奴め、覚えてろよ!)」

エマ「ふん!べーだっ!」

エマ「着いて早々変な人に絡まれちゃったね。ごめんね私がもっと早く着けばこんな事にはならなかった」

果林「エマ!」

姫乃「エマさん!」

エマ「2人ともお久しぶり!そしてようこそルガノへ!」

果林「私英語も十分にわからないのに変な人に絡まれて怖かったわ!」

姫乃「私は言い返せなくて…ありがとうございます」

エマ「いいのいいの。じゃあまずはホテル向かおっか」

11 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 21:11:00.66 ID:xFeb+8DS.net

このスイスはヨーロッパのスイス?それとも東京のスイス?

231 :名無しで叶える物語:2021/06/28(月) 23:57:01.45 ID:vrRUPopW.net

果林「すや..すや..」

姫乃「はぁ…」

寝れません。
お酒飲み過ぎたかな…

姫乃「お水飲もうかな…」

姫乃「…」ゴソゴソ

姫乃「…ごくっ…ぷはっ」

姫乃「あっ、外が明るい…月が出てるんだ」

姫乃「外出て歩けば寝れるかな」ガチャ

夜なのでそんな遠くまではいきません。
ログハウスの周辺をぐるぐるします。

月が明るく辺りを照らします。それは月明かりで影ができるほどに。
星が見えてたら、きっと物凄い綺麗なんだろうなぁ。
ちょっとだけ残念ですね…

おや?エマさん達の家の玄関の所に誰かいますね…

144 :名無しで叶える物語:2021/06/22(火) 00:13:36.00 ID:zqj5LK3P.net

紹介しきれませんでしたが、エマさんには後2人弟と妹がいるそうです。エルリックさんとフェリーチャさんと言うらしいのですが、エルリックさんは軍隊へ兵役を、フェリーチャさんは医療の大学へ進学して今はいないそうです。

エマ「cin cin〜」カツン

果林・姫乃「cin cin〜」

郷に入れば郷に従えです。
特に変な意味はありませんよ?

今日の夜はラクレットチーズです。

チェザレさんが、大きな半月状のチーズを、豪快にガスバーナーで煽っていきます。

ブオオオオオ…

時折小さくぱつん、ぱつんと弾ける音がします。
チーズの表面がこんがり焼けてきました。

ダリアさんはそんなタイミングを見計らって、チーズを削いでいきます。

バターよりも柔らかく、ドロっと粘度のあるチーズが、お皿の上へ乗せられて…

姫乃「いただきます」

姫乃「ん〜!美味しい!Buono!Buono!」

この世の楽園はここにありました!

62 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 19:08:27.50 ID:shPAr8Mb.net

気になってミラノ中央駅GoogleEarthで見てみたけど凄いな
宮殿とかそういうレベルの建築じゃん

44 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 23:33:24.17 ID:Tx0udAHe.net

キューバの中のアメリカ

172 :名無しで叶える物語:2021/06/25(金) 01:06:13.55 ID:peTic64M.net

エマ「もうちょっと早くうちに来たら羊の毛刈りが見れたのにね」

フランコ「羊の毛刈り、見る事、楽しいよ」

果林「ニュースなんかでよく見るわね。エマの家ではハサミを使うのかしら?昔彼方の髪の毛揃えてあげた時、羊がどうたらって言ってたじゃない?」

エマ「うーん、今はバリカン使って刈り上げる事が多いよ。羊切りつける心配がないから」

エマ「バリカンなら得意だから、刈り上げたくなったらいつでも言ってね!」

フランコ「姉さん、バリカン、とっても上手い!」

フランコ「俺の髪の毛、姉さん切った!」

姫乃「わ、私は遠慮しておきます….」

エマ「え〜」

219 :名無しで叶える物語:2021/06/28(月) 13:42:07.51 ID:Nd7rE7Vx.net

ズリッチ!ズリッチじゃないか!

168 :名無しで叶える物語:2021/06/24(木) 22:31:00.70 ID:nAmdSi2s.net

お待ちしています!

201 :>>199マジですか!?輸送の値段同じだと思ってました:2021/06/27(日) 01:33:23.81 ID:xNYJTjmR.net

歯を念入りに磨いて、アホ毛もしゃっきりさせて…
櫛を何度もかけて、ヘアアイロンも十分に…
今日は人に会う日なので、清潔感を大切に。

果林さんも横でおめかしをしています。

3日目の予定ですが、今日はアイロロ村の児童館にお邪魔します。そして午後にゴッタルド峠へ遊びに行きます。

児童館では、日本について、軽くプレゼンテーションとレクリエーションを。

実は、旅の日程が決まった際、エマさんの妹のヨランダちゃん経由で、アイロロ村に日本人がやってくると話が広まり、遂には学校の先生まで行き渡ったそうです。
普段は観光客が多いアイロロ村ですが、この機会にぜひと、日本について村のちびっ子達に紹介する事になったのです。

もちろん通訳はエマさん。リアルタイムで翻訳してくれます。

さてと、準備も出来たし、児童館へ…

65 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 20:50:52.12 ID:Z6wFO8o3.net

ミラノからスイスに列車で行くと世界一長いトンネル通るんだよね

29 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 21:43:31.36 ID:e8UlBJ3j.net

やっぱりルガーノとかロカルノがある方か
確かにあそこはジュネーブよりもミランから入るな

69 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 21:38:11.68 ID:Sg1yGC5y.net

新宿から箱根っていう距離感の例えがすごく分かりやすい。
それで3,800円は高く感じるなあ。

38 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 22:59:03.76 ID:/N3S2vA0.net

ニホスイ八は健康に良い
更新楽しみにしてるよ

233 :名無しで叶える物語:2021/06/29(火) 00:20:15.08 ID:vPRox887.net

エマ「ごめんね、こんな所見せちゃって」

姫乃「い、いえ…他人の趣味嗜好については口出ししないって決めてるので」

姫乃「たばこもべつに普通だと思いますよ」

エマ「そっかぁ…ありがとね」

姫乃「たばこは日本にいた頃から吸ってるんですか?」

エマ「ううん、日本は喫煙者に厳しいから。去年にスイス帰って来た時に、昔の友達に会ってね、それで勧められて」

エマ「そこからかな…」

エマ「もう一本吸っていい?」

姫乃「えぇ、どうぞ」

そう言って、エマさんはもう一本たばこを取り出しました。咥える仕草が色っぽいです。

日本のたばことは違い、フルーティな香りがします。
多分、タールがあまり含まれてないのを吸ってるんだと思います。

エマ「すぅ…はぁ…」プカプカ

ミュシャのジョブという、たばこの絵を知っていますか?
月明かりの下で、紫煙を纏うエマさんはそれと同じぐらい、色っぽくて、かっこよくて…
この一瞬を切り取りたいぐらい、美しくて…ドキドキしてしまいます。

エマ「ふぅ…これでおしまい」

エマ「姫乃ちゃんも早く寝るんだよ」

姫乃「はっ、はい…」

エマ「おやすみ」チュッ

エマさんがほっぺにキスをし、ハウスに戻っていきました。
辺りにはフルーティなたばこの香りが残されます。
その匂いが消えるまで、私はしばらく立ち尽くしていました…

211 :名無しで叶える物語:2021/06/28(月) 00:27:02.52 ID:vrRUPopW.net

はぁ…とっても疲れました。
私が倒れても、みんなが私の事を起こして、追いかけっこの無限ループ…
子供の体力って無尽蔵ですね…私にもあんな頃があったとは思うのですが、はるか遠い昔になってしまいました。

フレッシュチーズのサンドイッチとカプチーノをいただき、食事の余韻に浸ります。

ゴッタルド峠へ行くのは1時間後です。歯磨きを長くとっても、まだ余裕がありますね。

エマ「ねえ、果林ちゃん、姫乃ちゃん」

果林「何かしら?」

エマ「3日目の最初に、私の名前が付けられた気があるって言ったの覚えてる?」

エマ「今はちょうど、早りんごとあんずの収穫時期なの」

エマ「サングリアっぽい物を作って、夕飯に飲もうと思うんだけど、一緒に収穫してみない?」

姫乃「エマさんの木、とっても気になります!」

エマ「ぷぷっ」

エマ「木が気になるなんてダジャレになってるね」

姫乃「い、いえっ、そんな気じゃ!」

エマ「わかってるって。それじゃあ家の裏手に行くからついてきて」

105 :名無しで叶える物語:2021/06/19(土) 14:28:11.12 ID:oQIfFyl1.net

〜3日目〜

すいすの旅も早いもので、もう3日が過ぎてしまいました。

おはようございます。
今日もアホ毛の角度は良好。張り切っていきましょう。

果林「おはよう姫乃ちゃん」

姫乃「果林さん…今日はお早いですね」

果林「お酒飲んだからかしらね?今日は早く目が覚めたのよ」

姫乃「そうなんですか。あれ?エマさんはまだ?」

果林「そうね。お眠みたいだわ。起こしに行かないと」

果林「エマ〜起きてる?」コンコン

果林「あらっ、返事ないわね。どれどれ」ガチャ

姫乃「開いてる。不用心すぎる…」

エマ「Tut-tut… Ti amo, vino rosso.Mmm..」すやぴ

姫乃「ボトルを抱えながら寝てます。幸せそうですね…」

果林「はぁ…全くエマったらお酒大好きなんだから」

236 :名無しで叶える物語:2021/06/29(火) 00:47:21.67 ID:vPRox887.net

エマさんの兄妹に先に別れを告げ、アイロロ駅へ。
チェザレさんとダリアさん、エマさんが見送りに来てくれています。

チェザレ「Torna a trovarci.(また来てね)」

ダリア「いつでも待ってるわ」

エマ「私は休暇いっぱい、スイスにいる予定だから、ここでお別れだね」

果林「楽しい1週間をありがとう。忘れられない1週間になったわ」

姫乃「エマさん、しばらく会えませんが、お元気で」

姫乃「このお礼は日本で」

果林「チェザレさん、ダリアさん、とっても楽しかったです」

姫乃「今度は日本にいらしてください。私達が案内します」

ダリア「楽しみね」

チェザレ「Ci vediamo allora.(その時はよろしくね)」

姫乃・果林「「はい!」」

ハグをして、頬に2回キス。
最後はスイス流の挨拶で別れます。

エマ「姫乃ちゃん」ぎゅ

姫乃「エマさん」ぎゅっ

エマ「姫乃ちゃん、昨日の事、果林ちゃんには内緒ね」ささやき

姫乃「はい。私達二人だけの約束です」コクリ

エマ「それじゃあね、バイバイ」チュッチュ

姫乃「さようなら」チュッチュ

221 :名無しで叶える物語:2021/06/28(月) 13:59:59.17 ID:vrRUPopW.net

再び歩道を歩きました。
洗濯板みたいなでこぼこした岩は、まだまだ続きます。
下は見ないように…見ない様に…

あっ、岸壁の真ん中に穴が空いてる。トンネルと繋がってるのかな?

こっちにはロシア国旗が掲げられてる。大きな十字架も掘られてる…なんだろう…

エマ「あれはね、すごい昔に、ここでロシア軍とフランス軍が戦った時の記念碑なんだよ」

エマ「うーん、どっちが勝ったとか忘れちゃった」

姫乃「そうなんですか…」

とても大きな石碑です。
ちょっと気になるなぁ。後で調べよう。

果林「ねえ、二人とも」

エマ「なあに?」

果林「セルフィーしない?」

姫乃「いいですよ」

果林「こっち来て」

姫乃(うぅ…よりにもよってセルフィの場所が橋の上…ちょっと怖いです)

エマ「あっ、もしかして姫乃ちゃん怖がってる?」

姫乃「いえっ、そんな事」

エマ「ほっぺつまんで、笑顔にしちゃえ」むにゅ

姫乃「いはいへふ(痛いです!)」

果林「私も姫乃ちゃんのほっぺ摘んじゃお」むにゅ

果林「いくわよ  3、2、1」

パシャっ

239 :名無しで叶える物語:2021/06/29(火) 01:15:03.16 ID:vPRox887.net

姫乃「わぁ〜着いた」ボフン

姫乃「やっぱり自分のベッドは落ち着きますぅ…」すべすべ

姫乃「あっ、そうだ、写真現像したんでした」

最近のネガフィルムは、最短で1時間も有れば現像してくれます。昔は1週間ぐらい掛かって、ネガを郵送してもらったりしてたのに…技術の進歩は早いですね。

一枚一枚見返すと、その場面にあった思い出が浮かんできます。

お酒の席で、酔ったチェザレさんが銃を持ち出して来たシーンとか、これまたお酒の席で、エマさんの妹とシェルターに入った時のとか…

集合写真をしばらく眺めた後、便箋を机から出しました。

カキカキ

Cari signori Verde.(拝啓ヴェルデ家の皆様へ)

Come stai… Sto bene…….

おしまい

186 :名無しで叶える物語:2021/06/26(土) 14:43:18.67 ID:Xh2zibGC.net

スクールアイドルはすごいなあ

103 :名無しで叶える物語:2021/06/19(土) 00:44:32.11 ID:4w8R64QD.net

食事の場面がたまらなくいい
ちょいちょいイタリア語を翻訳にかけたり
建物の写真を見たりしてる

20 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 21:24:16.31 ID:FXEFI76M.net

ルートについて、はてな?と思われた方、大丈夫です。
ここで一旦、私達がどの様な旅のルートを送るかお話ししますね。

ちょっとその前に…
はじめに皆さんにお聴きします。
スイスって、何処にあるかわかりますか?

ちなみにスイスは内陸国です。
見ないでこの辺かなぁっていうところを指してみてください!

えっ?ヒントですかぁ?

スイスではイタリア語とフランス語とドイツ語を話します。
これでざっくり地域を絞り込めたのでは?

173 :名無しで叶える物語:2021/06/25(金) 01:25:52.33 ID:peTic64M.net

さてと、手を洗ってお昼をいただきます。
今日のお昼はトマトのブルスケッタです。

エマさんの4番目と5番目の妹のアンリエッタちゃんとジーナちゃんが、ソワソワしています。
この2人が育てたトマトで、今日、初めて収穫されたものだそう。

姫乃「Grazie a tutti e due.(2人とも、美味しいトマトをありがとう)」

アンリエッタ「….///」

ジーナ「…. Sì!」ガッツポーズ

照れ屋のアンリエッタちゃんは、にこやかに微笑み、ジーナちゃんは小さくガッツポーズをしました。

チン! という大きな音がして、ライ麦パンが焼き上がりました。

酸っぱい匂いの中に、ふんわりと、麦の香りを感じます。

この上に、ダイスカットしたトマトを乗せて…オリーブオイルを沢山かけて…塩をちょろっと乗せて…

姫乃「いただきます!」

さくっ、ざくっ、はふはふ。

少し酸味の効いたトマトが、塩によって味が引き立てられ、そこにオリーブオイルの風味も加わって…

姫乃「Buono!」

エマ「美味しい!」

もう一個、続いてもう一個!
この上にサラミを乗せてもいいですね…

果林「…ふふっ」

果林「あなた達、美味しいのはわかるけど、リアクション逆じゃない?」

姫乃・エマ「あっ…あはは」

212 :名無しで叶える物語:2021/06/28(月) 00:33:44.96 ID:vrRUPopW.net

エマ「ここだよ」

果林「随分と枝が大きく育ってるのね…幹も太いわね」

エマ「妹のフェリーチャの木がこれね」

エマ「フェリーチャって、ほら私の二つ下の、今は家にいない妹の」

エマ「あっちがフランコの葡萄の木」

エマ「こっちはまだ収穫時期じゃないね」

エマ「あんずは十分に熟してるみたいだから、ちょうどいいね」

果林「姫乃ちゃん、手届く?」

姫乃「うーん、少し届かないですね」

果林「なら私がとってあげるわ」プチっ

果林「はいどうぞ」

姫乃「あっ、ありがとうございます」

姫乃「少し小ぶりなりんごとあんずですね」

エマ「うちは農薬とか使ってないから…必然と大きな実は鳥に狙われて、小さな実だけ残るの」

エマ「でも味は同じだから、安心して」

果林「サングリア、とっても楽しみだわ」

169 :名無しで叶える物語:2021/06/25(金) 00:46:14.49 ID:peTic64M.net

エマ「ピュルル」

エマ「Vieni qui. Vieni qui.(こっちへおいで〜)」

エマさんがヒュルルっと指笛を吹きます。
すると羊とヤギ達は、こちらへ顔を向けて一心不乱に走ってくるのです。

1匹1匹はとってもかわいい羊達ですが、こんなにも沢山だとちょっと怖い…

果林「大丈夫よ。肉食動物じゃないんだから」

姫乃「うぅ…頭突きとかされませんよね?」

果林「まあ…機嫌と間合いをうまく取ってれば…」

羊「めぇええええ!」怒

果林「わっ!?何この子!?怒ってる!?」

果林「慌てない、慌てない…ゆっくり後ろに下がって…」

果林「….とっとっと…きゃっ!」すってんころりん

果林「いたた…前に気ばかり取られて後ろへの警戒を怠っていたわ…」

姫乃「大丈夫ですか?」つ手

果林「ええ…」

45 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 23:33:58.35 ID:FXEFI76M.net

エマさんは先にスイス入りしています。

家族と楽しいひと時を過ごしているのかなぁ?

果林「ゲート開いたわね」

果林「さて、行きましょうか」

姫乃「はい!」

これからどんな旅になるんでしょう?
ワクワクしてるのは果林さんも同じだと思います。
果林さんは、去り際までも気を遣って一つ一つの所作が美しいですね。

果林「あっ、ちょっとタンマ」

果林「トイレ行ってくるトイレ」

姫乃「へっ?急に?」

姫乃「あっ、果林さん、そっちはトイレの方向じゃないです!!」

76 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 23:06:22.07 ID:AeECpLRW.net

エマ「州都はベリンツォーナだけど、ルガノの方が人が沢山住んでて賑わっているの!」

エマ「ここら辺はちょっと日本人には理解出来ないかもだけど…」

エマ「ルガノはスイスの南の方だから気候が安定していて」

エマ「リゾート地としての需要も結構あるんだよ」

エマ「ルガーノの隣が“ロカルノ”」

エマ「ロカルノって聞くと色々思い出す人も居るかな?」

エマ「ロカルノ国際映画祭の地と、1925年のロカルノ条約の地だよ」

エマ「最後に、もっと北に行って、私の故郷であるゴッタルド!」

エマ「ここら辺はアルプスのお膝元だからすごくいっぱい山があって、それと同じぐらい谷もあって」

エマ「そんな高所で私の家族は酪農をしています」

98 :名無しで叶える物語:2021/06/19(土) 00:27:06.13 ID:oQIfFyl1.net

エマ「それでは、再会を祝してカンパーイ」cin

姫乃・果林「カンパーイ」cin

姫乃「ごくごく…」

さわやかな葡萄の酸味を感じたあと、香りが花を抜けます。

姫乃「スイスのワインって香りが濃いですね」

エマ「わかる?姫乃ちゃん大人〜」

あれっ、姫乃ちゃん飲酒してない?と思われた方、スイスでは飲酒解禁年齢が日本よりも低いんです。

16歳でワインやビールなどの醸造酒を、18歳でウィスキーやリキュールの様な蒸留酒が解禁されます。

私はまだ子供ですが、スイスでは立派な大人ということですね。今ならワインの銘柄当てることもできそう、なんて…

13 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 21:15:01.49 ID:FXEFI76M.net

果林「今回のスイス旅行は複雑ねぇ」

姫乃「スイスに直接向かう訳では有りませんからね」

果林「それ以外にもあるじゃない。イタリアからスイスに入るんでしょ?」

姫乃「目的地が目的なだけあって、私達、厳密にいうとミラノへ向かってますからね….」

姫乃「果林さん、心配する事はありません!私、第二言語はイタリア語取ってますから!」

姫乃「今日のためにいっっぱ〜い単語覚えてきましたし、フレーズだって完璧です!」

アナウンス「ピンポンパンポーン、まもなくエアロフロートモスクワ行き、ゲートが開きます」

CAさん「はじめにファーストクラスの方はこちらにお並びください」

CAさん「次にエコノミーの方は〜」

果林「いきましょうか」

果林「それじゃあよろしくね」

姫乃「はい!任せてください!」

55 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 09:49:30.86 ID:AeECpLRW.net

姫乃「果林さーん、起きてください」

エマさんからこういう時の対処を聞いています。
果林さんは朝が弱いので、ゆっくり毛布をめくってあげてね、と言っていました。

姫乃「果林さーん、毛布取っちゃいますよ」ペロン

姫乃「!?!?」

果林「姫乃ちゃん、まだ眠い」下着だけを身につけた果林

姫乃「ななななな、なんて格好してるんですか!?」

果林「私、寝るときは下着とシャネルの5番って決めてるから…」

姫乃「か、果林さん!早く服を着てください!」そっぽ向く

果林「姫乃ちゃんそんなに恥ずかしがる事はないのよ」

果林「こっち向いて」

姫乃「?」クルッ

果林「はい捕まえた」ギュッ

果林「このままお姉さんともう一眠りしましょ?」

姫乃「はわわわわわ!!」

ギュッとベッドに引き摺り込まれて、果林さんに拘束されて。

シャネルの5番でしょうか?大人な香りがします。
私は、このまま….このまま….!

174 :名無しで叶える物語:2021/06/25(金) 01:33:51.73 ID:NuUG4wId.net

エマはどとうのひつじ覚えてるんかな

53 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 08:33:14.01 ID:9Ex7oPpR.net

作者は地理学科卒のワイと同類かな?

152 :名無しで叶える物語:2021/06/22(火) 12:35:34.83 ID:OkrpN3bZ.net

姫乃「綺麗ですね…」

ゆっくり近づき、腰を下ろしてじっくり観察します。
どのアングルから撮ろうか悩んでいると…

「それ、エーデルワイスだよ」

姫乃「へ??」

驚いて後ろを振り向きます。
そこには作業着を着たエマさんがいました。

エマ「別名セイヨウウスユキソウ」

エマ「ドイツ語で気高い白い花って意味なの」

エマ「突然驚かせちゃってごめんね」

姫乃「い、いえ…」

姫乃「エマさんってお花に詳しいんですね」

エマ「エーデルワイスはスイスの国の花だからね」

エマ「スイス国民の大好きなお花だから…」

姫乃「エマさんとエーデルワイス一枚撮ってもいいですか?」

エマ「いいよ…この辺りかなぁ…作業着上脱いで…座ってと」

姫乃「エマさん、天使見たいです…」

エマ「エーデルワイスで天使かぁ…ふふっ」

姫乃「それじゃあ撮ります。3、2、1」パシャっ

91 :名無しで叶える物語:2021/06/18(金) 23:11:09.38 ID:Ii/FhIv3.net

引き続き、ルガノの街をぶらぶらします。
今はもう4時。いい具合の時間になってきました。

今は湖の辺りで一休みしています。

エマ「はぁ〜本当こうやって一息つける瞬間が大切だよね」

エマ「はぁ〜」

果林「あら、いつもに比べたら随分とのんびりしてるじゃない」

エマ「久しぶりに実家帰ったからね、したの妹と弟が私の引っ張り合いをする様になって、嬉しい悲鳴をあげてた所なの」

エマ「日本の事聞かせて、聞かせてって、絶え間なく、それはもう寝る時まで」

エマ「嬉しいんだけど、ちょっと疲れちゃったなぁ」

エマ「ん〜っ」

果林「お姉ちゃんの深刻な悩みね」

94 :名無しで叶える物語:2021/06/18(金) 23:43:06.77 ID:Ii/FhIv3.net

街中をざっくりと歩いた感想ですが、ルガノの街並みは、ちょっとイタリアっぽいです。
木造の家よりも、石造の家が多いです。そこは森が少ないとかと関係があるのかな?

あと気づいた事は二つあります。

はじめにスイス人は国旗と州旗が大好きなところ。
お土産のお店以外にも、パン屋さんのパンまでも赤字に白十字が象られています。
街の至る所にも国旗国旗国旗。

これはお土産屋さんで悩んでたひと時の話なのですが…

姫乃「うーん、お土産何にしよう…」

果林「これとかいいんじゃない?」

そう言って果林さんが差し出したのは、まあるい何か。
差し出された直後は分からなかったのですが、よく見るとそれは卵!国旗の色に着色されたゆで卵だったのです!

果林「あれ?イースターエッグだと思ったのに」

エマ「あっ、それは色付きゆで卵だね。生物だから持って帰るのはちょっとだめかも」

そうは言いつつも、エマさんは卵を購入していました。
少し塩味がついていて、小腹が空いた時に丁度いいんだとかなんだとか。

124 :名無しで叶える物語:2021/06/20(日) 00:59:34.71 ID:k/hWsesN.net

今までゴッタルドと言ってきましたが、実は降車駅はゴッタルドではなく、その手前のアイロロです。

列車「アイロロとゴッタルドはちょっと違うんや」

列車「ゴッタルドは峠の名前なんやで」

列車「間違えちゃってすまんなみんな」

姫乃「へぇ〜」

果林「で、今いるのがアイロロ…」

エマ「うん、ここから少し車で行った所が私の家なんだけど」

エマ「お父さんの車は…」

車「ピギィ!」

エマ「あ、あった、あれ!」

音が鳴る方向を見ると、バス見たいな車が。
その中から熊みたいな赤毛の大男が降りてきました!

エマ「あっ、お父さーん!」

熊みたいな人「Emma!」

160 :名無しで叶える物語:2021/06/23(水) 23:58:57.20 ID:AtuoI/C/.net

気長に待ってます

192 :名無しで叶える物語:2021/06/26(土) 23:42:46.16 ID:y5TOYsv8.net

先程作ったチーズは、熟成後に日本に輸送してくれるそうです。楽しみですね。

日も傾き、今は夕方。
エマさんの家に一旦戻りました。レオーネさんも一緒に招き、夕食です。

ダリア「フォンデュ、出来たよ!」

チェザレ「Buon appetito! (うまそう!)」

レオーネさんの作ったチーズを使い、今日の夕飯はチーズフォンデュです。

スイス人というより、ヨーロッパでは毎食、数種類ものチーズを食べます。

今日の食卓にも、チーズフォンデュ用のエメンタールチーズと、先程作ったフレッシュチーズが、野菜と一緒に盛られていました。

エマ「果林ちゃん、今日はどっちがいい?」

果林「うーん、今日は赤の気分ね」

エマ「了解!Papà, passami il vino rosso.(赤ワインだって!)」

チェザレ「Beviamo un bel bicchiere di vino oggi.(オッケー、今日はいいの飲んじゃうぞ!)」ポン トクトク

エマ「はーい、それじゃあみんな!」

エマ「よき日、よき酒、よきチーズに、Cin Cin!」

「「「「Cin Cin!!」」」」

125 :名無しで叶える物語:2021/06/20(日) 00:59:52.91 ID:k/hWsesN.net

一旦ここまで

208 :名無しで叶える物語:2021/06/27(日) 15:57:44.38 ID:IhmuprBH.net

勝負は最終コーナーを回って、私と果林さんとエマさんの真剣勝負へ。

私達の靴は一番遠くの、30m前方へ飛ばされています。

片足けんけんは、脚の差がリーチの差って言いますが、小さいからって甘く見ちゃダメですよ!私だって頑張ります!

モブ「Buona fortuna, sorella maggiore.(お姉ちゃん、頑張って!)」タッチ

姫乃「Ho capito.(任せて!)」

姫乃「ふっ、ふっ」

3頭身私がリードします。

エマ「はぁあああああ!ほっ!ほっ!」

果林「負けてられないわ!ほっ、ほっ!」

ちびっ子達「farlo〜(がんばれ〜)」

後ろから、二人が追い上げて、私に並びます。
私の靴は…あった!これです!

素早く履いて、また片足けんけんを…

姫乃「ふっ、ふっ、」

エマ「うをおおおおおお!」ぴょんぴょん

姫乃「何あれっ!?速っ!」

果林「はぁああああああ!」ぴょんぴょん

姫乃「こっちも速っ!」

姫乃「私だって、負けてられませんよ!」

姫乃「うぉおおお!」ぴょんぴょん

15 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 21:19:21.76 ID:+jdLEZVC.net

にほスイ八すき

250 :名無しで叶える物語:2021/06/30(水) 00:05:18.60 ID:CgD9AOnv.net

知識がすごくて読んでて楽しかった

158 :名無しで叶える物語:2021/06/23(水) 23:50:26.60 ID:m69BVJUv.net

今日の更新はありません

明日時間ができたら書きます

131 :名無しで叶える物語:2021/06/20(日) 12:53:01.49 ID:k/hWsesN.net

エマ「ふぅ…疲れた」

父「Emma, mostrale il giardino di casa.(一息ついたら家案内してあげてね)」

エマ「Si, Ok.」

父「Torno a prepararmi per la festa.(私はパーティーの準備に戻るから)」バタン

エマ「capire(了解)」

果林「ん〜ほんとここまで長旅だったわぁ…」

果林「これでしばらくゆっくりできそうね」ベッドに腰掛ける。

エマ「部屋軽く案内しておくね。シャワーがここで、トイレがここ」

エマ「水道はシャワーの所にあるから」

エマ「洗濯物あったら言ってね」

姫乃「ありがとうございます」

エマ「さて、もう一息ついたら私の牧場を案内するよ!」

果林「楽しみだわ」

159 :名無しで叶える物語:2021/06/23(水) 23:55:12.85 ID:viQnIUxD.net

了解
楽しみに待ってるよ

141 :名無しで叶える物語:2021/06/21(月) 23:51:42.15 ID:RK3eD1xU.net

エマ「こっちのお屋根の青い建物は、加工場」

エマ「野菜を洗ったり、食料を貯蔵する場所だね」

エマ「そして最後は、私達の住んでるメインのおうち!」

エマ「さっ、みんなが待ってるよ。入って入って!」

素朴な、黄色い大きなおうちが私たちを待ち構えてくれています。あっ、煙突もある…

白いドアをエマさんは豪快に開けました。

エマ「せーの!」

エマの家族「Benvenuto nella Verde!(ヴェルデ家へようこそ!)」

なんと玄関から熱烈お出迎えです。
天井にはスイス国旗と日本国旗が至る所につけられ、陽気な音楽が流れています。

エマ「入って入って」

果林「みんな〜ありがとう〜」

姫乃「Grazie, Grazie,」

果林「ありがとう〜」モゾモゾ

果林「あっ、玄関で靴脱ごうとしちゃったわ」

姫乃「ふふっ、果林さんったら」

58 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 13:22:06.06 ID:AeECpLRW.net

受け付け「Ti ridarò il tuo passaporto.(パスポートをお返しします)」

姫乃「Grazie.(ありがとう)」

50ユーロ(6500円)を支払ってホテルを後にします。

一旦空港までバスで戻って、そこからミラノ駅へバスで向かいます。

バス「プシュ〜」

果林「なんかシンパシー感じる擬音語ね」

姫乃「?」

皆さん知ってますか?ミラノ空港って3つあるみたいです。それについて、果林さんから説明がありました。

果林「はじめにマルペンサ空港」

果林「日本からの直行便とか主な空港はこれね。私達も今はここにいるわ」

果林「次にミラノ・リナーテ国際空港(リナーテ空港)」

果林「リナーテ空港はイタリアの国内戦と近距離ヨーロッパからの国際線」

果林「最後にベルガモ・オリオ・アル・セーリオ国際空港よ。これは格安航空の空港ね」

果林「目的地に合わせて空港を変えるのもいいわね」

姫乃「なんでそんなに詳しいんですか?」

果林「服飾のゼミで何度かイタリアには来てるの。現地集合だったんだけど、空港を間違えて…」

姫乃「あー…」

姫乃「聞かなかった事にしますね」

果林「ありがとう」

197 :名無しで叶える物語:2021/06/27(日) 00:42:50.66 ID:xNYJTjmR.net

姫乃「Prendi quello.(そっち持って)」

ジーナ「Si,(うん)」

姫乃「1、2、1、2」

ジーナ「1、2、1、2」

寝入ってしまったエマさんをお部屋に搬送します。
スイスまで来て、まさかこんな事をする羽目になるなんて、誰が想像しました?

階段を上がって、3つ目の部屋…

ドアノブをガチャリと回して、エマさんの部屋へ…

一人部屋ではなく、ジーナちゃんとの相部屋なんだそうです。
部屋は、エマさんの清潔さを表す様に、きちんと整頓されていました。本当、お酒が入らなければ、しっかりした人なんだけどなぁ…

ジーナ「La butto qui.(ここのベッドに投げとけばいいよ)」

姫乃「大丈夫かなぁ?」ボフッ

姫乃「Tornerò domattina.(明日の朝、また様子見に来るね)」

ジーナ「si,(分かったわ)」

姫乃「dormire(おやすみなさい)」

ジーナ「dormire(おやすみ)」バタン

ドアの前で、はぁ…と息を吐いて、一旦気持ちを整理させます。
なんと、エマさんの他にもまだ果林さんが残っているのです。

姫乃「まだまだ寝れそうにないですね…」

そう言ってトボトボ階段を降りていくのでした。

66 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 21:00:04.20 ID:AeECpLRW.net

カタン…コトン

景色がだんだんと山に入っていきます。

姫乃「一気に山って感じが出てきましたね」

果林「ここら辺はアルプスの麓だから山が多いんだって」

姫乃「少しだけ耳が圧迫される感じがありますね。だいぶ標高高くなってるのかな?」

果林「そうね…でもエマの実家はもっと高い所に住んでるんですって。私達、高山病になったらどうしましょう」

姫乃「それは…気合いと根性で…」

果林「スクールアイドルみたいな事言うわね」

姫乃「果林さんもスクールアイドルだったじゃないですか」

果林「ふふっ、そうだったわね」

果林「さすがカヌーで八丈島まで来ちゃう人の言葉は重みが違うわ」

姫乃「もー、揶揄わないでください!」

234 :名無しで叶える物語:2021/06/29(火) 00:24:47.49 ID:vPRox887.net

〜6日目〜

ふわふわしながら起床します。
まだ昨日の、エマさんの衝撃が、頭の片隅に残っていました。

果林「おはよう姫乃ちゃん」

姫乃「…おはようございます」

果林「あら?どうしたの?ふわふわしてるじゃない?」

姫乃「い、いえ、なんでもないです」

7日目はスイスから日本の移動に取られてしまうので、実質今日が最終日です。

123 :名無しで叶える物語:2021/06/20(日) 00:47:53.98 ID:k/hWsesN.net

姫乃「歴史があっていい話ですね」

エマ「え〜姫乃ちゃんの所程じゃないよ」

エマ「なんか話してて恥ずかしくなってきた…」

果林「十分立派よ。私なんてよくわからないのに八丈島生まれだし」

エマ「そうかなぁ?そうかなぁ?」

果林「自信持っていいのよ」

電車「ゴーっ!」

果林「わっ!?何?」

エマ「トンネルの中に入ったみたい」

エマ「ここから長いんだよね…何して暇潰そっか?」

姫乃「あっ、手遊びとかどうですか?アルプス一万尺知ってます?」

エマ「何それ?知らない、教えて」

果林「まずは私と姫乃ちゃんがお手本を見せるわね…」

アルプス一万尺〜♪

小槍の上で アルペン踊りをさあ踊りましょう♪

48 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 23:52:34.33 ID:ECgnx8WQ.net

おつー

241 :名無しで叶える物語:2021/06/29(火) 01:18:52.03 ID:vPRox887.net

前二つが無茶苦茶なSSだったので、まじめに丁寧にを目標に書いたらとても長くなってしまいました

途中でコメントくださった方、保守してくださった方ありがとうございます

85 :名無しで叶える物語:2021/06/18(金) 14:15:37.56 ID:Ii/FhIv3.net

姫乃「わぁ〜」

姫乃「カルピオーネって魚丸ごと使うんですね」

エマ「ここは湖に近いから、お魚も丸ごと食べるの」

エマ「早速食べちゃおっか」

果林「いただきます」

エマ・姫乃「いただきます」

果林「まずはカルピオーネを…ぱくっ…」モグモグ

果林「ふむふむ、本当に南蛮漬けって感じね。酸っぱいのだけれど、こっちはワインビネガーを使ってる分少し味が違うわ」

果林「フルーティな香りが鼻に抜けるわね」

果林「マリネされたニンジンと玉ねぎ、とっても魚に合うわ」

果林「星三つ!」

姫乃「こっちのピザは…上に乗っているのは、きのこですか?」

エマ「ポルチーニだよ。それとグリュイエールチーズだって」

姫乃「どれどれ…パクっ」

姫乃「ポルチーニの香りって松茸と全然違いますね」

姫乃「お肉みたいな香りがします」

姫乃「その香りがチーズと相まって美味しい、美味しい…」

エマ「気に入ってくれた?」

姫乃「はい!」

217 :ユーロビートではなく、イタロ・ディスコ?と言うらしいですね:2021/06/28(月) 13:24:34.21 ID:vrRUPopW.net

ヒュオオオオ

さすがはアルプスのお膝元。
谷の間を素早く風が駆け抜け、私の髪の毛が大きく舞います。

果林「帽子は飛ばされそうだから置いておきましょう」

果林「それにしても、絶景ね…」

洗濯板の様な形をした岩が、いくつもいくつも重なり、絶壁をつくっています。
その間に、急流が流れ、水は空気を含んでエメラルド色に輝いているのでした。

ヒュオオオオ

強い風が私の頬を殴りつけてきます。
下は怖いから覗き込んじゃダメだ…
上を向かなきゃ。

チェザレ「Vuoi camminare sul lungomare?(遊歩道あるけど、歩いてみるかい?」

果林「是非行ってみたいわ!」

姫乃「えっ…ええ、行きたいです」

怖がってる私とは逆に、エマさんと果林さんは乗り気の様です。

4 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 21:01:42.92 ID:FXEFI76M.net

父「行ってこいよ!」

姫乃「うん!じゃあね!ありがとう!」バタン

姫乃「えーっと、第一ターミナルはこっち…」

皆さんこんにちは。お久しぶりの人はお久しぶりです。
私、綾小路姫乃大学1年生!日本文学を専攻しております。
大学受験なんてお茶の子さいさい、赤子の手を捻るより簡単でしたよ?

大学生って色々たーいへん!
ゼミに講義にサークル活動、多すぎて顔を覚えられない同期。まずは同じゼミ生から覚えていきました。それでも顔と名前が一致しない子が…

理系に比べたら文系は時間がある方だって先輩が言ってました!その分私はバイトを入れています。

初めてのバイトは…
バイトは…..
ポカやらかすばかりです…うぅ。

怒られたってへこたれちゃいけません!その分精進あるのみです!

さて、そんな日々もあっという間に過ぎて今は8月中旬。
今日から夏休みのバカンスです。
いざスイスへ!

麦わら帽子を一丁前に被ってみて、あたりを見渡します。

確かこの辺りで待ち合わせを…

19 :名無しで叶える物語:2021/06/16(水) 21:23:05.42 ID:Xd+oR41U.net

また壮大な物語が始まるのか

56 :名無しで叶える物語:2021/06/17(木) 10:13:24.98 ID:AeECpLRW.net

果林「やっぱり眠い…」ストン

姫乃「…//」

姫乃「….寝ちゃいました」

姫乃「ドキドキちゃった….///」

姫乃「ってそうじゃなくて、早く果林さん起こさないと!」

姫乃「果林さん、寝ちゃダメですぅ!起きてください」

果林「後5分…」

姫乃「ダメです!毛布引っ剥がしちゃいますよ!それっ!」

果林「やっ、やめて〜」

148 :名無しで叶える物語:2021/06/22(火) 00:39:56.10 ID:6IlAMlQN.net

スタッフが取材と称して観光に行けなくなるのでNG
と思ったけどコロナ次第で行こうにも行けないのか

218 :名無しで叶える物語:2021/06/28(月) 13:38:36.80 ID:vrRUPopW.net

エマ「あそこにかかってる、コンクリート作りのアーチは新道、こっちの遊歩道が旧道」

エマ「私たちのひいひいひいひいお爺ちゃんは、きっとこっちの石切をしたと思うんだよね」

エマ「景色はいいけど、その分大変だったんだろうなぁ…」

果林「こんな急な所に足場をかけて、石を運んで…想像するだけでとっても大変だわ」

姫乃「人の力の偉大さを感じます….」

エマ「ここの渓谷でね、今年ね、雪だるま爆発のお祭りをやったんだよ」

果林「いきなり話変わりすぎじゃない?でも何?雪だるま爆発のお祭りって?」

エマ「元々はチューリッヒ地方の春を祝うお祭りなんだけど」

エマ「ベーグって呼ばれる、藁で作った雪だるまを用意するの」

エマ「ベーグの中には爆薬が入れてあってね、ベーグに火をつけて、着火した時間から頭が爆発するまでの時間で今年の夏を占うお祭りなんだよ」

エマ「頭が爆発する時間が早ければ早いほど、良い夏になるんだ!」

エマ「みんな、このお祭りが大好きで、国営放送で生中継だってするんだよ」

姫乃「か、過激ですね…」

果林「不思議なお祭りね…」

エマ「スイスの夏は短いから、その分だけ気合が入って言うか、みんなどんな夏になるのか知りたいって言うか…」

エマ「雨ばかり降りません様にって言うおまじないでもあるんだよ」

姫乃「へぇ…所以を聞いても爆発する意味がわからないです」

227 :名無しで叶える物語:2021/06/28(月) 21:24:35.99 ID:vrRUPopW.net

果林「セルベラ?」

姫乃「そんなに喜ぶ事ですか?」

エマ「うん!セルベラは、スイスの国民食って言われるほどポピュラーなソーセージで!」

エマ「すっごくおっきいの!バナナみたいにおっきいの!」

エマ「帰ってきてから初セルベラ…」

エマ「もう食べる前からうっとりしちゃう…」

エマ「あっ、サングリア忘れてた」

エマ「とっとっと…」

エマ「二人ともこれぐらいでいい?」

姫乃・果林「「はい(ええ)」」

チェザレ「Domani andiamo tutti a casa, quindi facciamo un’altra bella bevuta oggi.(明日みんな帰ってしまうから、今日はいいのを飲むぞ!)」

ダリア「Non hai detto la stessa cosa ieri?(昨日も同じ事言ってたわね)」

チェザレ「Non mi ricordo.(そうだっけ?)」

エマ「ねえ、果林ちゃん」

果林「?」

エマ「今日は果林ちゃんに乾杯の音頭を取って貰いたいなぁ」

果林「仕方ないわねぇ…」

果林「ん…んっ!」

果林「ヴェルデ家に乾杯〜!スクールアイドルに乾杯!」

みんな「「「「乾杯・kanpai!」」」」

99 :名無しで叶える物語:2021/06/19(土) 00:36:03.06 ID:oQIfFyl1.net

エマ「アッペンツェラーはね、周りの硬いところは食べないんだよ」

そう言いながらエマさんがチーズをカットしていきます。
エマさんはビクトリノックスのアーミーナイフを使っていました。さすがスイス人。

エマ「そのまま食べても美味しいけど、さっき買ってきたハムと一緒に食べるともっと美味しいよ」

エマ「パクパク、ん〜Delizioso!」ごくごく

エマさんは右手にチーズを、左手にボトルを持ちながら食べています。

一瞬二度見しちゃうその気持ち、わかります。私もしましたし。

100 :名無しで叶える物語:2021/06/19(土) 00:40:43.52 ID:PA08WCjm.net

GoogleEarthとストリートビュー使って3人のいる辺を見ながら読んでるわ

113 :名無しで叶える物語:2021/06/19(土) 23:41:26.51 ID:oQIfFyl1.net

姫乃「foo〜」ボシャン

エマ「姫乃ちゃん、さっきまで怖がってたみたいなのにもう虜になっちゃったみたいだね」

姫乃「と〜って楽しいです」

果林「姫乃ちゃんって一見大和撫子っぽいのに活発な所あるわよね」

姫乃「活発は情熱のエンジンって言いますし」

エマ「何それ初めて聞いた」

姫乃「今つくりました」

エマ「え〜」

ガイド「Prossimo all’ultimo.(次で最後だよ)」

果林「早いわねぇ。遊び足りないぐらいだわ」

84 :名無しで叶える物語:2021/06/18(金) 13:15:46.22 ID:Ii/FhIv3.net

カランカラン

店員「benvenuto (いらっしゃい)」

エマ「tre (3人で)」

店員「Ecco il menu consigliato per oggi.
Avrete bisogno di 10 minuti di tempo per mangiare.(オススメメニューはこちらです。料理出来上がるまで10分からお待ち下さい)」

エマ「Sì. Grazie.(わかりました)」

エマ「何たのもっか?」

姫乃「エマさんがいつも食べてるのとか、頼んでみたいです」

エマ「うーん、て言っても特別な物は食べてないからなぁ…ここら辺来たらいつもパスタとかピザとかだけど…」

エマ「あっ、これとかいいかも」

エマ「カルピオーネっていう魚料理だよ。南蛮漬けみたいな味付けしてるから食べやすいと思う」

エマ「あとは…ドルチェ…ドルチェ」

エマ「私のおすすめはいちごのパフェかな」

エマ「いちごは夏にしか出回らないから、特別な食べ物なの」

エマ「あとはニンジンのケーキかな?」

果林「私ニンジンのケーキがいいわ」

姫乃「じゃあ私はいちごのパフェ頼みたいです!」

エマ「私もいちごがいいかな」

エマ「えーっとメニューは、カルピオーネと小さいピザ一つと、いちご2つとニンジンケーキ1つ」

エマ「すみませ〜ん」

エマ「あっ、間違えちゃった」

エマ「Vorrei ordinare〜」

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